『Bi-1グランプリ』
(企業課題解決コンペ)
<趣旨・目的>
沖縄健康バイオテクノロジー研究開発センター(健康バイオセンター)は、うるま市州崎地区に立地し、沖縄県工業技術センターや沖縄バイオ産業振興センター(バイオ振興センター)と機能的に連携して、沖縄県の健康バイオ関連企業を支援する沖縄県のインキュベート施設です。
特に、健康バイオセンターでは、健康バイオ関連企業の研究開発スペースとして実験室(レンタルラボ)の提供に加え、研究開発や商品開発等に必要な分析機器や加工機器を揃え、商品の素材となる農水産物を利用した商品開発や、技術課題の解決に関して相談を行っています。
Bi-1グランプリは、県内バイオ関連企業の抱える技術的課題解決のために、どのようにこの施設を活用すればいいのかをPRする取り組みとして2015年から実施しており、健康バイオセンターおよびバイオ振興センターのスタッフが、企業の技術的課題解決に取り組みます。
具体的には、県内バイオ関連企業が有する技術的課題やニーズを抽出し、健康バイオセンターに設置されている分析機器・加工機器などを活用して、関連支援機関等とも連携をしながら企業と共に課題解決に取り組みます。
この一連の取り組みを通して企業の課題解決のためのコーディネート力、機器オペレーションのスキルアップやコミュニケーション能力の向上など、スタッフの人材育成だけではなく、施設機能のPR効果と県の施設として提供する支援の信頼性の向上を目指し、沖縄県の食品をはじめとするバイオ関連企業の事業拡大・振興を促進させることを目的としています。
【実施方法】
<審査方法>
(審査員構成)
有限会社開発屋でぃきたん 代表取締役 照屋 隆司
沖縄県工業技術センター 技術支援班 望月 智代
沖縄県商工労働部ものづくり振興課 班長 平良 直秀
沖縄バイオ産業振興センター センター長 岩本 竜吾(TTP)
沖縄バイオ産業振興センター 副センター長 新屋 敷博人(TTP)
沖縄健康バイオテクノロジー研究開発センター センター長 渡嘉敷 唯章(TTP)
沖縄健康バイオテクノロジー研究開発センター 副センター長 宮城 健(沖縄TLO)
(審査の項目)
課題解決度・・・コミュニケーションをとおして企業の現状の課題を十分に把握し、解決の手段や提案ができているか。
機器活用度・・・設置機器が効果的に活用されているか。また、今後の稼働率、リピート率の向上につながるか。
プレゼン・プロデュース力・・・発表・ポスターセッション・その他展示物等の見せ方の工夫や訴求力を評価。
チーム力・・・チーム内でメンバー同士が積極的に役割分担や協力をして取り組めているか。
【表 彰】
審査項目で最も優れたチームにそれぞれの賞が授与される。
【成果について】