平成30年7月26日㈭、沖縄県立博物館・美術館にて、平成30年度沖縄県委託事業「成長分野リーディングプロジェクト創出事業」シンポジウム「微生物を用いた環境配慮型技術の研究開発~微生物とともに創る明るい未来~」を開催しました。
基調講演①では東京薬科大学の渡邉一哉 先生の「発電菌が創る未来のエコ社会」と題して講演が行われ,講演②では大成建設技術センターの高畑 陽 氏による「微生物を用いる環境浄化技術(バイオレメディエーション技術の開発と実用化))」の講演が行われました。引き続き行われたパネルディスカッションでは、中央大学の原山 重明 教授をファシリテーターに、パネリストの先生方との活発な討論が行われ、登壇者からは貴重な提言をいただきました。当日は121名もの方にご参加いただき,有意義なシンポジウムとなりました。
開催概要
平成30年度沖縄県委託事業「成長分野リーディングプロジェクト創出事業」シンポジウム
微生物を用いた環境配慮型技術の研究開発
~微生物とともに創る明るい未来~
【日 時】 2018年7月26日(木) 13:30~17:30 (開場は13:00から) 【場 所】 沖縄県立博物館・美術館(〒900-0006 沖縄県那覇市おもろまち3丁目1番1号) 博物館 3F 講堂(360度ビュー)
【主 催】 沖縄県、一般社団法人トロピカルテクノプラス 【参加費】 無料
プログラム
13:30 主催者挨拶 沖縄県 科学技術振興課課長 屋比久 義
13:35 事業概要説明 一般社団法人トロピカルテクノプラス 大城祐貴
13:45 研究分野テーマ紹介
研究テーマ① 「低コスト排水処理技術により畜産業の持続的発展に貢献
(県産微生物電気化学システム〔BES〕による窒素・リン除去を可能とした養豚排水処理技術の研究開発)」
風岡 雅輝 (沖縄県環境科学センター)
貝沼 真美 (沖縄科学技術大学院大学 生物システムユニット)
研究テーマ② 「沖縄の微生物が汚れた土をよみがえらせる
(バイオレメディエーションによる油汚染土壌・地下水の浄化技術研究開発)」
古家 克彦 (沖縄県環境科学センター)
14:25 招待講演
講演① 「発電菌が創る未来のエコ社会」
渡邉 一哉 (東京薬科大学 生命科学部 教授)
休憩(15分)
講演② 「微生物を用いる環境浄化技術
(バイオレメディエーション技術の開発と実用化)」
高畑 陽 (大成建設 技術センター 都市基盤技術研究部環境研究室 主席研究員)
休憩(10 分)
16:50 パネルディスカッション
ファシリテーター: 原山 重明 (中央大学 研究開発機構 教授)
パネリスト:貝沼 真美、風岡 雅輝、高畑 陽、田邊 俊朗(沖縄工業高等専門学校)、渡邉一哉、他 (五十音順)
閉会 一般社団法人トロピカルテクノプラス 岩本竜吾